8番出口 / Exit8

水鈴社 2025年

2025年7月発売

8番出口

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【ご案内 INFORMATION】

異変を見逃さないこと
Do not overlook any anomalies.

映画を先に楽しみたければ、引き返すこと
If you would like to experience the film first, turn back immediately.

小説を先に楽しみたければ、引き返さないこと
If you would like to experience the novel first, do not turn back.

小説で明かされる秘密を、決して他人には言わないこと
Do not reveal the secret unveiled in the novel.

8番出口から外に出ること
Go out from Exit 8.

Impressions Impressions

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ゲームの『8番出口』とはまた少し違った、深いお話でした。1時間ほどかけて読ませていただきましたが、手が止まらずどんどんページをめくってしまいました!読み終わってもまた読みたいw本当にループしてしまいますᵔᢦᵔ
そしてゲームの『8番出口』を知らなくても楽しめるゾクっとホラーで、自分自身はどうなのかを見つめる機会となる様な素晴らしいお話でした!この本に携われた方々には本当に感謝しています!映画も見に行きたくなりました。ホラーが大丈夫な友達と絶対に観に行きます👍

[ 10代 / 女性 / 書店 ]
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あまり映画よりも先に原作を読むことはないんですが、これ自体好きなゲームというのあり、どんなふうに作られてるのか気になって読んだのがきっかけです。
あの8番出口を、現代社会の多くの人たちが抱える悩みとリンクさせているのはとても考えさせられた。日常生活は、シフト制でループすることはないが、“いへん”を怖がる点ではすごく共感でき、そこから一歩踏み出せない主人公の気持ちがすごく伝わった。
これを読んで、観て。何か一歩踏み出す人がいるといいなと、思った。

[ 40代 / 女性 / 書店 ]
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小説版『八番出口』を読んでまず印象的だったのは、リミナルスペース特有の、ジワジワと広がってくる不気味さだった。同じ場所を繰り返し歩かされる不条理さが、静かに精神を削ってくるようで、非常に魅力的だった。

毎日同じ生活を繰り返すこと、それこそが実は「異変」であり、人はそこに無自覚に囚われてしまう。だからこそ、不都合なことを見過ごすのではなく、向き合って選び取ることが本当の「出口」なのだと感じた。

読後、「自分もこの主人公みたいに、立ち止まらずに頑張らなあかんな」と自然に思えた。ホラー的な要素にとどまらず、自分自身の生活や心のあり方にまで問いを投げかけてくる、深い一冊だった。

[ 10代 / 男性 / 書店 ]
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小説は半分ほど読んでリタイアしてしまう私でも、数時間で読み切るほどとても面白かったです。元々映画公開の方がが楽しみだったのですが、引き返さずに全て読んでしまいました。笑
「映画ではこのシーンの演出はこうかな」など、イメージを膨らませながら読み進め、より映画の公開が楽しみになる作品でした。

[ 10代 / 女性 / 書店 ]
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地下鉄の通路内を歩き、異変を見つけるシンプルな物語だと読む前は思っていましたが、読み進めていくうちになぜおじさんが歩き続けているのか、主人公がなぜこの通路に来てしまったのかが明らかになり、謎が解決されて面白い物語だと感じた。また、物語の始めと終わりに電車内で起きた同じ出来事が書かれており、地下通路と同様に話全体がループしているかのような興白い構成だと感じました。

[ 20代 / 男性 / 他ネットストア ]

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